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Tarif Listrik Naik, Permintaan PLTS Atap Kian Marak
電気料金が上昇し、屋根太陽光の要求も上昇中
政府は、電力3,500ボルトアンペア(VA)超過の200万世帯の顧客に対して電気料金の値上げを実施する予定。その数の中には、R2およびR3という顧客層(裕福な家庭)も含まれ、2022年7月1日から関税が上がることになる。また、同日、政府は政府系顧客(P1、P2、P3)の電気料金も値上げする予定である。
今回の料金改定は、上記の顧客層には確かに負担となる。しかし、ポジティブな面では、3,500VA以上の電力の顧客グループに対する今回の電気料金の引き上げは、屋根太陽光(PLTS)の利用を促進することになるだろうと、エネルギー鉱物資源省の再生可能エネルギー・省エネルギーのダダン・クスディアナ局長は述べている。
地域別では、屋根太陽光の顧客は依然としてジャワ島・バリ島地域に集中している。設置の容量で見ると、最大の顧客は産業部門であり(17.7メガワット(MW))、つまり屋根太陽光の容量の30%に相当する。現在、産業部門からの顧客は53件にとどまっている。
政府は2025年までに、家庭用と産業用の顧客グループに依存することで、屋根太陽光の設置の容量を3,610MWと見込んでいる。
家庭部門の設置容量は152万4,213キロワットピーク(kwp)、産業部門は130万3,103kwpを目標としている。残りは、社会・商業・政府部門から埋められる。
しかし、インドネシア太陽エネルギー協会(AESI)のファビー・トゥミワ会長は、屋上太陽光発電の普及を阻む多くの障害がまだ残っていると評価している。例えば、設置容量が総設備容量の10%〜15%に制限されていること。「家庭用の場合、2-3カ月前から輸出入用のメーターを入手するのが難しくなっている」。
また、ライセンス取得のプロセスも現時点ではまだ問題になっている。ファビーによると、PLNは屋根太陽光の設置に際して、まずFS調査を要求しているが、実は、このステップは不要とされている。
また、100%電力輸入輸出規定の実施を促すために、屋根太陽光に関するエネルギー鉱物資源大臣規則2021年第26号が直ちに実施されることを望んでいる。

参考:ANTARA FOTO/ARIF FIRMANSYAH/AWW. Pekerja melakukan perawatan PLTS atap di rumah warga di Bogor, Jawa Barat, Sabtu (14/5/2022).
